事件#06 ここあ掃除を嫌がる
ここあ は ケージの掃除を嫌がるんだ。
ここあ自身、ケージが自分の家とちゃんと認識しており、テリトリーなのだ。自分の家として気に入っている場所だから、荒らされたくないんだよね。
当たり前のことなんだけど、ケージは定期的に掃除をしないと不衛生なんだよね。
フクモモちゃんはトイレの場所は覚えられない。もともと木の上で暮らす生き物だから、トイレは木の上から落下する習性なのだ。
でもね、ポーチの中やココハウスの中などではトイレはしないよ。自分が寝る場所では、したくないようだ。
ここあ は ケージ内でトイレを済ませてくれることが多いので、ケージから出しての部屋の散歩中はあまりしないから助かっている。(まったくしないわけではないし、多少のマーキングはするようだ)
そして、フクモモちゃんは食事の時に食べ散らかす。とにかく散らかす。
自分が好きなものしか食べないのだけど、キライなものを、なんと投げ捨てるのだ!ほんとに手で思いっきり投げ捨てるよ。
一度口に入れた果物でもおいしい部分だけ食べて、おいしくない部分を「ペっ」と吐き捨てる。これを「ペッペカス」と呼んでいる。
そういうわけで、掃除=排泄物&食べ散らかしカスの排除 ってことになる。以降、「排泄物&食べ散らかしカス」のことをゴミと表現するね。
日常の簡単な掃除は、とにかくゴミを上から下へとハケなどを使って下へ下へと落とす。
ハケは100均で買ったのを愛用。ひょっとしたら男性のヒゲソリの時に泡石鹼を顔に付ける時に使うハケかもしれないが、とにかくこれがすごく使いやすい。
一番下にはペットシーツが敷いてあるからそこに向かってゴミを落とす。ゴミが下にたまったら、引き出しを引き出して、ペットシーツもろともゴミを捨てるのだ。引き出し内に残ったゴミくずはダイソンの充電式ハンディ掃除機で吸ったり、ティッシュで拭いたりする。これで簡易掃除は完了だ。
この掃除機はすごく便利
本格的な掃除はホリディに行う。
まずは「ジクラ アギト モモンガ消臭剤」をケージの中全体的にスプレーする。天然植物エキスで作られた除菌・消臭剤なので生体への影響はほとんど無いらしい。
その後、アクリル部分は、そのまま布で拭けば完了。きれいに汚れは落ちる。
木の板で出来たステージは、ジクラでさらに湿らせてから「激落ち君」などのメラニンスポンジでこびりついたゴミを落とす。粉状のゴミはハケで清掃。これでだいたいキレイになる。
ほんとに たまにだけど木の部分を取り外して水洗いをしたり、熱湯消毒したり、天日干しにする。
パパ&ママにとってはケージが綺麗になることはウレシイこと。でも、ここあ に とってはあまりうれしいことではないようだ。動物全般に言えることだが、自分のニオイをつけることによって縄張り(テリトリー)をつくる。だから、掃除することでニオイが消えるというのがイヤなんだろうね。だから意図的に掃除を 手抜きして、ニオイがかすかに残る部分も設けているよ。
ここあケージを掃除したい時間帯はだいたい ここあ が寝ているときだ。こっそりと掃除を始めると、しばらくは、ばれないよ。しかし、途中で気がつかれる。そうするとポーチやココハウスから顔を出し、にらみをきかせてくるのだ。(威嚇声で警告をしてくることもある)
ここあ は 一生懸命自分の家を守っています
さらに掃除を続けていると えらい勢いで身を乗り出してきて「じとーーー」っと様子を見られる。にらまれる。警戒モードである。
無視をして・・・・
さらにさらに掃除を続けると、ついには 威嚇声とともに襲い掛かってくる!戦闘モードだ。けっこう 急に怒るから、びっくりするよ。
最近では警戒モードになったら なるべく掃除を中断するようにしている。
ここあ が ケージにいないときに掃除をすることがある。ポーチに入れて、ママが触れ合いタイム。その間にパパが掃除だ。当然掃除は無事に終わる。問題は ここあ が ケージに戻った後だ。
ここあ は 不在時に勝手に掃除をされたってのが分かるらしく、硬直する。
ほんと5分以上身動きをとらずに硬直することもある。その後も、ふてくされている感じだ。ちょっと心配になっちゃうけど、次の日には いつもの ここあ に戻っているよ。
P.S.
女の子のフクモモってこともあるけど、ここあ自体は 臭くないよ。
グルーミング(毛繕い)を自分でこまめにするから、常に清潔な状態だよ。毛並みもばっちり!お風呂は不要だよ。むしろ水やお湯に入れてはいけないのだ。体調を崩しちゃうからね。
戦闘モードで飛びかかられたあとは、そのまま滑空してケージ外に逃走。