事件#07 ここあ爪がのびる
フクモモちゃんは爪が伸びる。野生だと木から木へ飛び移ったりして移動するから、爪は自然に磨耗していく。
しかし、飼育してる場合は、爪が磨耗するほどの運動は、なかなか出来ない。だから爪切りをしなければならないのだ。(ちなみに、フクモモちゃんは歯は伸びないよ)
ここあ も 爪がかなり伸びていた。そう、ウチにやってきて約1年半の間、一度も爪切りをしていなかったのだ。
たまに自ら木や壁で爪をトギトギしていたようだが、あまり効果はなかったようだ。
ママの服に爪がひっかかる。ポーチから出るときも爪がひっかかる。
ケージに敷いてあるペットシートにも、よく引っかかっていてペットシートがめくれあがってしまう。
ここあ は 暑い時期は よくペットシートの下に潜り込む。直接アクリルが体に触れると、冷たいってのを知っているらしい。しかし、爪が伸びてからはペットシートの下に行くときにペットシートにひっかかるらしくて不自由をしていた。
どこかに 引っかかった時にバランスを崩して落下したりする可能性がある。このままではケガをするかもしれない。
ここあ自身も、ひっかかるたびに いらいら してる感じだった。
これはなんとかしなければならない。そうは思ったものの爪きりのやり方が分からなかった。手足がものすごく小さいから爪を切る勇気がなかった。間違って指まで切ってしまったら大変と思ってしまい、できなかった。
そんな悩みをペットショップ”タンクペットさん”でお話をしていたら、それを聞いていたお客様が爪切りを教えてあげようかと申し出てくださいました。
タンクペットさんで、「詰め切り講座」が開催されることになりました。
ここあパパ&ママと、雪龍パパと、しゅくるママの4人が生徒。
先生のフクモモちゃんもやってきたから、合計で4匹のフクモモちゃんが集合しました。
先生が実践で爪を切る所を見せて下さいました。先が細い普通のハサミの先っちょで切るんだよって教えてくださいました。
そして切る部分は、爪の先端のほんの少しだけ。深爪するとダメなんだそうです。爪の下部分は血管があり、そこまで切ると血が出てしまうとのこと。もしも血が出ても数日で直るそうだから心配無用だそうだ。
指まで切ってしまうということは、意図的にやろうとしないかぎり、そうそう起こらないということもよく分かった。
本やネットで見るのとは違い、実践現場を見ることが出来たから、ツメキリのコツがわかりました。
コツはわかったけれど、実践となると難しい。深爪しないように慎重に先端だけを切るのには「勇気と慎重さと慣れ」が必要だ。意外に簡単ではない。でも頑張る。
他にも先生は いいことを教えてくれました。
ポーチをハラマキで固定すると、家事や他ごとをしていてもフクモモさんと一緒にいられるよってアイデア。
しかも腹巻は100円均一で売っているとの情報。
さっそく、腹巻を買ってみたら 先生のおっしゃるとおり メチャ便利でした。これで今以上にフクロモモンガちゃんと一緒にいれます。
このイベントでは他のフクモモカ飼いの方との交流も出来、楽しいイベントでした。このイベントに参加していた「しゅくるママさん」のブログ 念願の猛禽生活で、このイベントの様子を記事にしてくださっています。
タンクペットさんのブログでも「詰め切り講座」イベントのことが記事になっています。
タンクペットさん、先生、
良いイベントを開催してくださいまして本当にありがとうございました。
後日、ここあ の 爪切りに成功しました。
ここあ が 眠っているときや眠くて動きが鈍くなっているときに決行。ここあ は 詰め切りに気が付くと抵抗するから、一度に何本も切ることは出来なかったけど数回にわけて切りました。
おかげさまで爪は、ほとんどひっかからなくなりました。
事件解決です。