海水魚水槽のグレードアップ!

海水魚水槽を90cmにグレードアップ!

 

2017年8月20日のことです。

 

60ワイド水槽を、90cmオーバーフロー水槽に変えました!
今まではガラス水槽だったけど、我が家では初のアクリル水槽です。

 

これが新水槽の景観。

きれいでしょ(^o^)

 

 

で、こちらが4年半ほど使ってきた60ワイド水槽。
この水槽の最後の稼働中の写真です。

水槽の上に乗ってるのは、おなじみ リブルちゃん(^o^)!

 

写真で見ると、かなり汚れた水槽に見えるけど、照明をつけて実物を見ると、そこそこに綺麗な水槽なんですよーーー(^^)

 

いままで ありがとう 60ワイド水槽よ!

 

で、こちらが新水槽。


90×45×45cmのオーバーフロー・アクリル水槽です。

 

水槽台内にすべての設備を入れ込み、上部はキャノピーを載せる。すっきりとしていて、ゴージャスな雰囲気を目指します(^_^)

 

飼育スタイルは魚中心で、ソフトコーラルも ちょこっと飼育って感じで。ミドリイシは飼育しません(出来ません)

 

キャノピーがあるので、残念だけど、今まで使ってきた照明であるメタハラ(スーパークール)とAXSY(T5蛍光灯)は引退です。

 

新水槽の照明はキャノピー内にある蛍光灯(メンテ作業時用)と、メインは新設のシステムLEDで行います。

 

 

 

水槽の
グレードアップ・・・

 

なので、いままで置いていた水槽は撤去し、同じ場所に設置ということです。
つまり、”中の人”は、引越しをしなければならないということ。

これは大変でした。

 

 

 

<ここからは水槽の引越しの記録です>

 

 

まずは準備。

 

芋荒い用(?)のプールを購入。ビニールシートもたくさん買ってきました。

 

部屋の温度をエアコンで26度に設定し、水温上昇の対策。

 

部屋にはビニールシートを敷き、生体一時移動用にプールを置きました。

 

そして、増水分の海水の用意です。
60ワイドから90への引越しなので60リットル以上の増水。

屋外で衣装ケースを使って、約50リットルの人口海水をつくりました。

 


その後、ついに生命維持装置である水槽の設備(ポンプ・クーラーなど)を停止し、
配線や配管をはずしました。

 

ライブロックやサンゴをプールに移動。やどかり・貝なども移動。魚をいっぴきいっぴき丁寧に網ですくってプールに移動。本当はプラケースですくったほうが良いのだけど、すばしっこくて・・・

 

実はコクテンフグを網に入れたときに、ふくらんでしまってあせった(><)
水中でなら良いのだけど、水上で空気を吸い込んでしまうと、その後萎むのに失敗して体内に空気が残ってしまい☆になる可能性があるからネ(><)
無事でよかった(^O^)

 

プールにエアポンプを設置してエアレーション。酸欠を防止します。

 

この時点では、水槽には水槽半分ぐらいの水と砂だけが残った状態。

 

次は水槽から残りの飼育水のほとんどを全てプールに移動

 

そして、ついに旧水槽を移動です。
いままで水槽が置いてあった場所の床を拭いたりなどの掃除です。

旧水槽・・・けっこう普段は見えない部分は想像以上に汚れてました(><)

 

 

いよいよ新水槽を今まで置いてあった水槽の場所に移動。
クーラーやスキマーなどを設置し、配線と配管。

マグネットポンプは三相電機のPMD-371B2Mです。

 

写真には写っていませんが、クーラーはポンプの後ろに設置。

 

クーラーはゼンスイのZC-1000Eで、大きくて縦に置くと水槽台の扉が閉めれないため、
横向きに配置。台の横には通気口があるのでそこから廃熱です。
(通気口が小さいから、高室温時は排熱にボックス型扇風機を併用する)

 

クーラーのメンテナンスのときはポンプを止めて、前部の配管を一部はずして
クーラーを取り出さなければならないからメンドウではあるが、そのへんは妥協です。

(ポンプのメンテナンス性を優先)

 

他にはヒーターの設置、殺菌灯の設置なども行いました。

 

 

 

旧水槽から砂を新水槽に直接移動。コップやバケツを使って移動させました。旧水槽に残っている水も新水槽に直接移動です。さすがに水はにごっています。

未使用の砂も追加です。アラゴナイト砂です。

 

プールから新水槽にポンプを使って水を半分ぐらい移動。

まずはライブロックをプールから新水槽に移動。

 

生体も新水槽に移動です


こんどはフグはプラケースを使っての移動です。

 


プールに残った水を全て新水槽に移動

 

旧濾過槽の水も新水槽の濾過槽に移動

 

濾材も移動。

 

濾材の新品を追加

 

旧水槽は廃棄するため屋外に移動。かんたんに荒い、台は解体。

 

プールも屋外に移動。こちらは洗って倉庫にしまっておきます。

 

人口海水をバケツで新水槽に移動。これは10回ぐらいに分けてゆっくり行いました。
(PHショックや温度差ショック対策)

足りなかったので人口海水を増産し、バケツで5回ぐらいにわけて新水槽に移動。

 

新水槽に海水が満たされました!


いよいよ新水槽の稼動です。

 

水槽が稼動し始めると、少しずつ濁りがなくなっていきました。

あとかたづけも大変です(><)

 

 

朝8:00ぐらいから作業を開始して、15:00ぐらいに、やっと新水槽が稼動開始。


その間プールで生体は・・・意外なほど元気でした。
プール内で泳ぐ魚・・・まるで「金魚すくい」みたいな光景でした。


生体はすべて無事!
元気です!
よかったぁ。

 

いままでよりも遊泳スペースが増えたから伸び伸びとしています。


その後、かたづけや、プロテインスキマーの調整などをして、キャノピー(上部カバー)を取り付けました。
キャノピーには蛍光灯が取り付けられています。

 

全ての作業が終わったのは19:00頃。
本当は午前中で全て行うつもりでいたんだけど・・・けっこう時間がかかった(汗)

 

蛍光灯(白)なので、ちょっと淡水っぽい色をしています(^^)

 

次の日の朝には、きれいな透明な水になっていました。

もちろん、お魚さんは みんな元気!

水槽クーラーの効き具合が悪いときは、前面パネルをはずして、ボックス扇風機で放熱をしています。

(前面パネルは水槽の裏側に収納可能にしたから、外しているときでも邪魔になりません。)

 

 

後日に作業したのは、
ライブロックの再レイアウトと水流ポンプの設置、キャノピー内へのLED照明の設置です。

 

LEDはAI Primeを3台設置。前面左に1台、前面右に1台、後面用に1台です。

(真ん中の照明が少し弱いから、位置調整は後日行うかも)


システムLEDなので発光色や明るさをメチャ細かく制御できる。フルスペクトルLEDってやつだ。

あまりにも細かく設定できすぎて、どの色のLEDをどの明るさで照らすとサンゴに効果的なのかが
わかならい(汗)

 

そして、照明器具本体にwifiが内臓されていて、スマホやパソコンから設定が出来るのです。


日の出のときはオレンジっぽい光、日中は青白(ふつうの海水魚水槽の雰囲気)、
日の入り時は赤っぽく、日没後は月の光でディープなブルー・・・
みたいなことも設定すれば自動制御で出来ちゃいます。メタハラでは出来ない芸当ですネ。

本当は水面から離して照らしたかったんだけど、キャノピー内にすっきり収納したいため、
照射距離は短くしかできませんでした。
(廃熱用の空冷ファンや廃熱口を塞がないように設置した)

 

光を全体に行きわたらせるためには、台数を増やすことで解決しました。

金はかかったけど(泣)

3台使っているから、一度に3種類の照明(色や強さ)を使えます(^o^)

 

LED照明を取り付けて、やっと”青い海”になりました!

 

この写真撮影時の照明は、右側がムラサキ系を強く、左側は青系を強くで設定しています。

 

照明の青系を強くすると、写真の撮影が難しいです(^^)

ウミキノコとサンゴイソギンチャクです。

ピンク系のトサカ。青で照らすとせっかくの色がイマイチに見えちゃう。綺麗に見えるための工夫が必要。

 

照明・・・・奥深いですね。

見た目だけでなく、サンゴが光合成に必要な波長を照らしてあげないと色が揚がらなかったり、最悪は弱ってしまうらしい。

 

いろいろな設定を試してみようと思う。

 

 

 

水流には Hydor Wavemaker 4 と 4つの「コラリア12Vポンプ」を使っています。

 

他にKORALIAの小さなポンプ1台と、殺菌筒用にRIO50ポンプも設置しています。

4つの強弱制御が無段階で出来るDCポンプと、1台の等速のポンプと殺菌筒から出る弱水流と
けっこう豪華な水流システムを設置しています。

 

しかし、各ポンプの設置場所がテキトー(一応は後面のライブロックの上下左右に設置)なため、
効果的には使いこなせていないんだよね(汗)
レイアウトで隠して、ポンプが前面から見えないようにすることを優先させているからネ(^^)

 

とにかく無事に水槽の引越しが出来てよかった(^^)

 

今は綺麗な水槽だけど、汚さないように維持していくのはけっこう難しいんだよね。

頑張って綺麗な小さな海を維持していきたいと思います。

 

 

水槽が大きくなったから、すこし魚も増やせるかと思います。

何を増やそうかな!?